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地域の次世代育成を支える
オリエンタルモーターは、次世代を担う若い芽を育てる活動を通して、地域との共生・共創を進めています。
地域との共生・共創に対する考え方

オリエンタルモーターグループは、地域コミュニティーと一体となって、より豊かな社会の実現に向けて考え行動することを基本理念とし、多角的な活動を展開しています。
地域社会の一員として、各種地域活動に積極的に参加するほか、未来を担う学生の皆さんに対し、さまざまなサポートを行っています。
鶴岡、高松で実験教室を開催
2017年度は、事業所のある山形県鶴岡市と香川県高松市の中学校で、入社2年目の社員を中心にモーターの実験教室を行いました。2016年度から始まったこの活動では、理科の授業を通して地域の中学生と交流し、オリエンタルモーターや製品技術、また自分たちの働く職場について伝えています。地元製造業がどんなことをしているのか伝えることで、将来の選択肢を広げてもらうことを狙っています。また、社員が工夫しながらチームで授業案を作り上げていくことで自らの成長にもつながる活動となっています。

開催実績
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2016年度 | 2017年度 | |
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開催日時 | 2017年1月18・19日 | 2018年1月23・30日 | 2018年2月13・14日 |
開催地 | 山形県鶴岡市 | 香川県高松市 | 山形県鶴岡市 |
対象 | 中学2年生105名 | 中学2年生114名 | 中学2年生112名 |
実験教室のプログラム
高松、鶴岡いずれの教室も、モーターに関する知識を深め、技術に対して興味・関心を抱いてもらうために、次のような内容のプログラムを実施しています。
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自己紹介、会社紹介
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実験
モーターを分解して構造を調べる。
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実験
種類によって異なるモーターの特徴を学ぶ。
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実験
モーターを動かして、「動き」の仕組みと、モーターの「働き」を学ぶ。
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ディスカッション&発表会
テーマ:モーターがつくる未来の社会や学校
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キャリアトーク
先生たちの声(実施後のアンケートから)
- 若いスタッフの元気さ、前向きさが良い。 内容もよく考え抜かれていた。
- 生徒たちに丁寧に指導にあたる姿に好感が持てた。
- キャリアトークは生徒にとってとても良い機会だった。中学2年生で職場体験をしているので、工場で働くという選択も悪くないと感じた生徒も多くいたようだった。
- 自分に近い年齢の人からの話はとても身近に感じたようだった。
- 生徒に考えさせるのも大切だが、プロフェッショナルな部分も見たかった。
生徒たちの声(実施後のアンケートから)
- 今までステッピングモーターなど聞いたこともなかったけれど、説明を聞いていくうちに詳しく理解できて楽しかったです。
- モーターは直接目にする機会はあまりないけれど、見えないところでモーターを1つ作るのに、たくさんの人数が必要だということが分かりました。
- モーターについてもっと知りたいと思いました。
- それぞれの人がそれぞれの役割と誇りを持っているのが伝わってきて、将来自分もそういう職業に就きたいと思いました。