キャッパー(充填機) トルクリミッタを使わない、コストカット事例
キャッパー(充填機)
課題
トルクリミッタを使わない、簡易的で安価なキャッパーをつくりたい
従来の装置
品物を充填後、各種容器のキャップを、トルクリミッタ(マグネットクラッチ)を外付けして、適切なトルクで締め付けをおこなう装置
用途 : ボトルキャップの締め付け
従来の問題点
- 締めすぎによるキャップの破損防止のために、トルクリミッタ(マグネットクラッチ)などの外付け部品が必要で、装置全体が複雑化し製作コストがかさんでいる
解決策
ブラシレスモーター BLE2シリーズ
トルク制限機能を活用し、トルクリミッタを削減
トルク制限機能を搭載したブラシレスモーター BLE2シリーズを採用することにより、トルクリミッタ(マグネットクラッチ)を削減できます。外付け部品が不要になるため、装置設計を簡易化し、製作コストを安価におさえることができます。
具体的なアプリケーション例
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電気的なトルクリミッタ「トルク制限機能」搭載
トルク制限機能により、モーターが任意の値以上のトルクを発生しないように設定できます。
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出力30W、60W、120W、200W、400Wトルク制限設定範囲※10 ~ 300 %制限値の設定可能点数16点トルク制限の誤差※2±10%速度制御範囲※380 ~ 4000r/min定価38,800円※4 ~
- ※1
- 定格トルク値を100%としたときの値
- ※2
- 設定速度や電源電圧、モーターケーブル延長距離により、設定値と発生トルクの誤差が最大±10%程度(定格トルク、定格回転速度)生じます。
- ※3
- 速度制御範囲が2 ~ 4000r/minのBXIIシリーズもございます。
- ※4
- 出力30W 丸シャフトタイプ 単相100-120V入力/モーター、ドライバ、接続ケーブル(0.5m)を合わせた価格です。
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食品機械用H1グリース対応ギヤヘッドをラインアップ
食品用キャッパーには、食品機械用H1グリースを採用したギヤヘッドがおすすめです。
食品機械用H1グリースとは?
NSFに「偶発的に食品に接触する可能性がある用途に使用できる潤滑剤」のカテゴリーに登録されたグリースです。
NSF(NSF International)とは
米国に本部を置く、公衆衛生及び環境に関わる、基準の開発、製品の認証、監査、教育、リスク管理などのグローバルサービスを提供する国際的な第三者認証機関です。