保全方式に合わせたモーター活用提案
“保全担当者のための”保全に役立つ製品と機能のご紹介
現場でこんな悩みはありませんか?
保全方式について

保全方式 |
メリット |
デメリット |
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事後保全 |
故障した部品を交換するため、 シンプルで無駄がない。 |
故障した時に装置・設備への影響が大きい 部品の場合は適さない。 |
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予防保全 |
時間計画保全 |
計画的に部品を交換するため、 突発的なトラブルが起きづらい。 |
部品の交換サイクルがわからないと無駄が多くなってしまう。まだ使えるのに交換することがある。 |
予知保全 |
トラブルの発生を抑えることができる。 交換する部品を無駄なく計画的に手配することができる。 |
監視に必要なデータ収集や分析をおこなう必要があるため、センサなどの初期投資や分析したデータを判断するスキルが必要となる。 |
当社の豊富な製品ラインアップが、さまざまな設備保全に貢献します。
アラーム機能で故障箇所が一目瞭然!
ACモーター+ブレーキパック(アラーム機能)
【用途例】 複数台のコンベヤを動かす場合
コンベヤで異常を検出するためには、速度センサやロードセルなどのセンサ類を取り付ける必要があります。
ACモーター+ブレーキパックの場合、サーマルプロテクタ検出機能によるアラーム出力によって、
ワークの挟み込みなどコンベヤのロックによる停止を可視化できます。
回転停止アラーム付ファン
【用途例】 野菜栽培プラントなどで、空気攪拌用にファンを複数台使用する場合
ファンが何らかの原因で停止した時に外見でファンの故障を確認することは困難です。
ファンからアラームを出力することでいち早く故障箇所を特定できます。
インフォメーション機能で計画的な保全に貢献!
ODOメーター・TRIPメーターインフォメーションで、走行距離を管理
経験則や部品メーカーの寿命データを元にあらかじめ時間や動作量を決めて、計画的に保全をおこなうことができます。
TRIPメーターインフォメーション モーターの走行距離が、設定値を超えた場合に出力します。 ODOメーターインフォメーション モーターの走行距離の累計が、設定値を超えた場合に出力します。 |
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変化を捉えて、タイムリーな保全に貢献!
常時監視で、状態の変化をとらえる
装置や設備の状態を常に監視し、「故障」の兆候が見られたタイミングでメンテナンスをおこないます。
ケース1 暖気運転やグリースアップによる予防
経年的なグリース硬化によるモーター駆動部の負荷増加の変化をとらえます。
それにより、装置始動時の暖気運転やグリースアップなど対策を取り、急な装置の停止を防ぐことができます。
ケース2 製品寿命にともなう交換
ボールねじ駆動で位置決め運転をしている場合、初期の与圧がかかった精度の高い状態から経年変化によるボールねじの摩耗によって、摺動抵抗が小さくなる変化が見られます。
摺動抵抗と位置決め精度の相関をとらえることで、適切な時期に部品交換をおこなうことができます。
装置立ち上げ時(位置決め精度:高い)
与圧がかかった摺動抵抗が高い状態
計算寿命まで使用時(位置決め精度:低い)
ボールねじが摩耗して、摺動抵抗が低い状態

負荷の状態を常時監視(モニタ)できる製品
保全をサポートする製品
保全をサポートする製品とその機能を一覧でご紹介します。
製品と機能のご紹介各シリーズの詳細
製品カテゴリ |
シリーズ |
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AC小型標準モーター |
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スピードコントロールモーター |
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ブラシレスモーター |
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αSTEP |
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ステッピングモーター |
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ファンモーター |
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メンテナンスの負荷を軽減
長寿命ファンを使用することでメンテナンスの回数を減らすことができます。
最大180,000時間(約20年間)の連続使用が可能な長寿命ファンをご用意。
ファンの交換回数が減り、トータルコストの削減につながります。
ACプロペラファン
MREシリーズ

DCプロペラファン
MDシリーズ Eタイプ
