Q&A
製品カテゴリ: AC小型標準モーター
機種・シリーズ: インダクションモーター
内容: 配線方法 、使用方法・設定方法
Q&A No.: 32
- Q.
- インダクションモーターで正逆運転したいのですが、どう結線すればよいですか?
- A.
- インダクションモーターには、三相電源入力タイプと単相電源入力タイプがあります。
電源電圧によって結線方法が異なります。 - <三相電源入力タイプ>
- 三相インダクションモーターは、図①のR、S、Tいずれか2線を入れ替えると反対の方向に回転します。
瞬時正逆をするとギヤに大きな負荷がかかってしまうため、ギヤの破損、寿命低下をまねきます。
回転方向の切り替えは、モーター停止後におこなってください。
瞬時正逆の影響については、おしえて!照代さん 『三相インダクションモーターで瞬時正逆運転はできますか?』 にて
詳しくご紹介しています。
図①- ※三相電源入力タイプの主な製品 : KⅡSシリーズ
- 接続のイメージ動画とPDFはこちらをご覧ください。
- <単相電源入力タイプ>
単相インダクションモーターには、3本リード線と4本リード線のものがあります。
3本リード線であれば図②のようにL側の白と赤を入れ替えることで簡単に反対方向に回転させることができます。
4本リード線のインダクションモーターを逆転させる場合は、黒と白を入れ替えることで逆転できます。
そのため、図③のような結線をしてください。
単相のインダクションモーターは、慣性負荷が大きいと瞬時正逆をおこなった場合回転方向が切り替わりません。
回転方向の切り替えは、モーター停止後におこなってください。
なお、回転中に瞬時正逆運転をおこないたい場合は、レバーシブルモーターをお使いください。以下動画にて、単相インダクションモーターとレバーシブルモーターの運転中に回転方向を切り替えた場合の動きが確認できます。
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図② 3本リード線
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図③ 4本リード線
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- ※単相電源入力タイプの主な製品 : 3本リード線 KⅡシリーズ、ワールドKシリーズ
接続のイメージ動画とPDFはこちらをご覧ください。
4本リード線 Kシリーズ -
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