クラッチ・ブレーキ付モーターの構造と動作

C・Bモーターの構造

クラッチ・ブレーキ付モーターの構造は右図のようになっています。クラッチコイル・ブレーキコイルともにDC24Vを加えない状態では、出力軸は自由に動かせます。

運転

クラッチコイルにDC24Vを加えると、クラッチ側アーマチュアがクラッチ板に吸着され、モーターの回転を出力軸に伝達します。
モーターは常に回転させています。

運転

停止、負荷保持

クラッチコイルの励磁を解除して、タイムラグをとった後、ブレーキコイルにDC24Vを加えるとブレーキ側アーマチュアがブレーキ板に吸着され、出力軸を停止させます。ブレーキ時には、モーター側とは切り離されますのでモーター部の慣性の影響がなくなります。モーターは常に回転させています。

停止、負荷保持

モーター軸、出力軸の動きと、クラッチ、ブレーキの励磁状態を表したのが下図です。

モーター軸、出力軸の動きと、クラッチ、ブレーキの励磁状態

運転

負荷を保持している状態から運転状態にするときは、まずブレーキを解除してから、クラッチに電圧を加えるまでに20ms以上のタイムラグを設けます。(クラッチとブレーキの両方が引き合う現象を防ぐためです。)
クラッチに電圧を加えてから、クラッチ・ブレーキ出力軸が一定回転速度に達するまでの時間 t5 を連結起動時間といい、次のような時間を加えたものになります。

アーマチュア吸引時間 t2
クラッチに電圧を加えてからアーマチュアがクラッチに吸着するまでの時間。
実連結時間 t4
アーマチュアがクラッチに吸着した後、クラッチ・ブレーキ出力軸側が動摩擦トルクによって加速され、モーター軸側と完全に連結されるまでの時間。
連結後の加速時間 t3
②でモーターに急激な負荷が加わり回転速度が一時的に下がり、負荷に応じた回転速度まで加速する時間。

制動

運転状態から停止、負荷を保持するときは、まずクラッチを解除してからブレーキに電圧を加えるまでに20ms以上のタイムラグを設けます。ブレーキに電圧を加えてからクラッチ・ブレーキの出力軸が停止するまでの時間 t7 を制動時間といい、次のような時間を加えたものになります。

アーマチュア吸引時間 t2
ブレーキに電圧を加えてからアーマチュアがブレーキ板に吸着するまでの時間。
実制動時間 t6
アーマチュアがブレーキ板に吸着された後、クラッチ・ブレーキ部の出力軸の回転が停止するまでの時間。
連結起動特性(参考値)

連結起動特性(参考値)

制動特性(参考値)

制動特性(参考値)

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