過熱保護装置

運転状態にあるモーターが過負荷により拘束されたり、周囲温度が急激に上昇したり、または何らかの原因で入力が増加すると、モーターの温度は急激に上昇します。この状態で放置しておくとモーター内部の絶縁性能が劣化し、寿命を縮めたり、はなはだしい場合は巻線を焼損させ火災の原因にもなりかねません。このような熱的異常現象からモーターを保護するために、当社UL規格、CSA規格、EN規格またはIEC規格対応モーターなどで次の過熱保護装置を備えています。

サーマルプロテクタ

取付角寸法が70mm、80mm、90mm、104mmのモーターは自動復帰型サーマルプロテクタが内蔵されています。
サーマルプロテクタの構造を下図に示します。

* KIISシリーズは過熱保護装置(サーマルプロテクタ)を内蔵していませんので、電磁開閉器やインバータの電子サーマル機能を使用してください。

サーマルプロテクタの構造

サーマルプロテクタはバイメタル方式で、接点には金属中、電気抵抗が最も低く、熱伝導は銅に次いで大きい純銀を使用しています。

◇サーマルプロテクタ動作温度
open…
130±5℃
(機種により動作温度が異なるものもあります。)
close…
82±15℃
(機種により動作温度が異なるものもあります。)

(サーマルプロテクタ動作時のモーター巻線温度は、上記の動作温度よりやや高くなります。)

インピーダンスプロテクト

取付角寸法が60mm以下のモーターに適用されます。
インピーダンスプロテクトモーターは、モーターの巻線のインピーダンスを大きくし、モーターが拘束されても、電流(入力)の増加が小さく抑えられ、温度上昇がある一定値以上にならないように設計されています。

各製品の過熱保護については、製品ページをご参照ください。

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