ギヤヘッドの構造

下図は、モーター軸と平行に出力軸を配置したギヤヘッドの構造図です。各部の名称と役割は下記の通りです。

ギヤヘッドの構造

バックラッシ

バックラッシとは、下図のようにかみ合った状態で歯面間に設けるすき間のことです。 ギヤヘッドの組立誤差などを吸収するために、歯車間の隙間を設定しています。

ギヤヘッドの構造

一方向の運転ではバックラッシは影響しませんが、回転方向を変え、位置決め運転する際には、 バックラッシの大きさによって、理論上の回転角度に対してズレが生じることになります。 よって、当社では、高精度な位置決めができるステンレスモーターやサーボモーター用のギヤヘッドに、 バックラッシを除去したり、調整するなどして、高精度な位置決め運転ができるようにしています。
各ギヤヘッドのバックラッシの値は、無負荷時の初期値となります。

シール設計

当社のギヤヘッドの歯車の潤滑はグリース潤滑を採用しています。
封入したグリースのちょう度や、モーターと組み合わせ時の保護等級に応じて、オイルシールやOリング、ガスケット等でシールする構造としています。
軸の摺動部をシールするオイルシールの密封能力は、使用周囲温度や運転条件によって大きく変化しますが、 10,000時間を目安とし、グリースの油分を嫌う装置では、油受けなどの取り付けをお願いします。
まれに少量のグリースがみじみ出ることがあっても、早期に破損することがないように適切な量のグリースを封入していますので、 グリースを注入する必要はありません。
オイルシールの密封能力を向上させるため、一部のギヤヘッドから、特殊なオイルシールの採用を進めています。

ギヤヘッドの構造

詳細は、各ギヤヘッドの構造をご確認ください。

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