テクニカルレポート RENGA 脱調レスステッピングモーターユニット
ARシリーズの開発

2007年11月19日時点の情報です。

ARシリーズクローズドループステッピングモーターユニットは、エネルギー効率が大幅に向上しています。
これは、モーターに高効率の電磁鋼板を使用して、磁気回路とステーター巻線の最適設計を行い、ドライバのPWM制御を改善することによって達成しました。これにより、定格電流での連続運転が可能となり、従来は不可能であった高デューティサイクル運転を実現しました。
また、モーターの電流波形を最適化することにより、振動を低減し、角度精度を向上させました。さらに、メンテナンス性、配線の低減および使いやすさを考慮して新しく設計された機能も搭載しています。お客様の要望に合わせて入出力信号の仕様を改善し、幅広い機器のサポートを可能にしました。
本稿では、ARシリーズの特徴と機能、および製品ラインアップとオプション製品について説明します。

目次
  • 1. はじめに
  • 2.製品の特長
    • 2.1.省エネルギー
    • 2.2.振動低減と角度精度の向上
      • 2.2.1.スムースドライブ
      • 2.2.2.共振による振動の抑制
      • 2.2.3.角度精度の向上
  • 3.製品の新機能
    • 3.1.標準機能
      • 3.1.1.主電源と制御電源の分離
      • 3.1.2.リターン運転
    • 3.2.拡張機能
      • 3.2.1.押し当て運転
      • 3.2.2.アラーム・ワーニング出力
      • 3.2.3.分解能設定
  • 4.入出力信号
    • 4.1.入出力回路
    • 4.2.パルス入力
    • 4.3.A相パルス/B相パルス出力
    • 4.4.トルク制限出力
  • 5.製品ラインアップ
  • 6.オプション
    • 6.1.データ設定器・データ設定ソフト
    • 6.2.モーターケーブル
  • 7.まとめ

ここでは、「1. はじめに」の内容のみを掲載しています。
続きは以下よりPDFをダウンロードのうえ、ご覧ください。

1. はじめに

ステッピングモーターは回転角度・回転速度をオープンループで正確に制御できるモーターです。入力パルス信号によって簡単に制御できるという利点から、半導体製造装置や医療分析器などの産業分野で、制御用モーターとして幅広く使用されています。
しかし、オープンループ制御では急激な負荷変動や急加速時に入力パルスに追従できず脱調してしまうことがあります。そのため、信頼性や高速性を重視する用途にはモーターに位置センサ(VRレゾルバ)を内蔵し、脱調しそうになるとクローズドループ制御を行う新発想の脱調レスステッピングモーターユニット「ASシリーズ」が採用されてきました。
近年では、装置の稼動率を向上させるため、高速運転や連続運転ができることがモーターへの要望として高まっています。また、地球温暖化問題への意識の高まりから、モーターの省エネルギー化が望まれています。さらに、特定有害物質の使用制限も求められています。
「ARシリーズ」は、従来品では難しかったこのような要求に応えることを目的として開発しました。
モーターおよびドライバを新設計することにより損失を低減し、省エネルギー化を達成しました。その結果、従来では不可能であった定格電流での連続運転を可能にしました。
ここでは、ARシリーズの特徴と新機能について紹介します。

ARシリーズの外観

図1 ARシリーズの外観

このテーマの全文を、PDFでダウンロードできます。

全文をダウンロード

関連製品

製品を選ぶ

ページの先頭へ戻る